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農薬は変化して姿を変える!?酸化と農薬の関係は!?について

 



農薬の少ない野菜を食べたい!


今や食への関心がカロリーから安全性へと移る中、農薬の危険性が声高に叫ばれています。

ガンやアレルギーなどの現代病、神経毒性や奇形などのリスクがある。

現在生まれてくる子の3人に1人は何らかのアレルギーを持つと言われ、ガンの発症率は2人に1人。

その原因の一端を農薬に求める声も広がっているのです。


農薬のリスクは元々の毒性だけではありません。農薬は空気中に散布されると化学変化を起こしてしまうこと。

大気中の酸素と化合して、その毒性をさらに強める。

こうしたリスクも指摘されているのです。


残留農薬検査ゼロのカラクリ


空気中に放出された農薬は酸素と化合して酸化していきます。

スミチオンという農薬がありますが、散布されたると酸素と化合してスミオキソンに
変化
していきます。

そうなると毒性は何倍にも膨らんでしまう。専門家の指摘によれば約1万倍もの毒性を帯びてしまうといわれているのです

これは「相乗毒性」といわれるもので、一度使われると毒性がさらに高まるメカニズムです。

よく


"残留農薬検査を実施しています!"


こうした文言も見かけますが、スミチオンの残留をいくら検査しても出て来ない。理由は酸化してスミオキソンに物質変化をしているため。

このような化学変化を考えずに、"検査で残留ゼロ!"。そのような宣伝文句にも引っかからないようにしたいものです。


農薬を使わないで作られた野菜を食べる、それが無理ならなるべく少ないものを口にする。答えはココにあるようです。


でも


普段から忙しい私たちは農薬の種類や毒性まで、詳しく研究するのは難しいのが現実です。


こうしたリスクに対処する方法は、なるべく無農薬で栽培された農産物を買うこと。これに尽きると思われます。

食卓に上るすべてのものを無農薬に変えるのは非現実的なことなのかもしれません。そうであるのなら、主食のお米だけはしっかり無農薬のものを確保する。その他はできる範囲で揃えていく。
こうした対応が必要ではないか?と感じます。

お米なら無農薬で栽培されたものが結構あるので、これだけはガッチリ確保する。もしそれも難しいようなら、玄米で食べることはせず分つき米や白米で食べる。農薬成分の残留は玄米に多いことが理由です。

精米するほど農薬のリスクを遠ざけることができるので、参考になればと思います。

特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭ではより一層の注意を払う必要があるので、何らかの対策を取ることをオススメします。

食材選びの際んびは、情報をきちんと公開すること。そうでない業者からの購入を控える。このような努力が必要になりますね。


次章では、健康な食卓づくりに欠かせない味噌・醤油など発酵食品の裏側に迫ります。

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